自転車対自動車の事故のお話

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本日は、当社社員の周りで実際にあった、自転車事故でのちょっと意外なお話をします。

当社社員のお知り合いで、小学2年生のお子さんがいらっしゃる家庭がございます。
その小学2年生のお子さんが、数週間前に交通事故に遭ってしまったそうです。
事故の詳細ですが、自転車に乗っていた小学2年生のお子さんが一旦停止の標識を無視してしまい、
出会い頭に衝突してしまいました。幸い命に別状はなかったものの、倒れた際に半身を地面に擦った
ようで、片手片足に大きな擦り傷を負ってしまいました。

ここからが本題なのですが、小学校低学年のお子さんとは言え事故は事故なので、過失割合の話に
進んでいきます。事故時点で保護者は現場にはいなかったそうなので、事故の証言はそれぞれの
当事者のみがし得る状況でした。子供側の証言は、➀事故のショックで状況を記憶していないこと
が多い、➁子供はどうしても視野が狭くなってしまうため、大人の証言の方が説得力がある、

という2点から、どうしても不利になりがちです。

とは言え、自転車対自動車の事故なので、ひと昔前であれば歩行者や自転車のようないわゆる、
「交通弱者」との事故は、10:0で自動車側が悪い
と言われていました。
しかし、今回のケースでは、6:4で自転車側の過失割合が多いということで話がついたそうです。
確かに自転車側が一旦停止無視をしてしまったとは言え、少し驚きの過失割合でした。
相手方の自動車にドライブレコーダーが搭載されていたかはわかりませんが、証人が小学生の
お子さん本人しかいなかったことが、大きかったかもしれません。

今回の件で感じたのは、歩行者や自転車は「守られる」存在ではなくなったように感じました。
確かに、信号無視を繰り返す・一旦停止はしない・安全確認を怠るなど、交通弱者側の危険な
行動は度々話題に上がっていますが、どのような状況でも予測出来なかった自動車側が悪い、
と教えられてきた人も多いのではないでしょうか。

少し話がそれますが、少し前にスケートボードに寝そべって走っていた子供を轢いてしまった
事故を覚えているでしょうか。あの事故も、初めは自動車側の予測不足で運転手が悪い、との
ことでしたが、次第にとても運転手側で予測できる状況ではない、との声が上がり、最終的には
不起訴となりました。

このように、自動車対交通弱者のケースでも、単に自動車側が悪いだけでは片付かない時代に
変わっています。今までは「守られる」存在であった交通弱者も、今では自分の身は自分で
「守る」存在へと移り変わっています。事故を起こさないためにも、ご自身の行動の見直しや、
お子さんへの交通ルールの指導強化など、今回のケースを通じてより感じさせられました。